コピーライティングを学んだからそろそろ記事を書いたみたい。どうせなら自分のブログを開設してみたいんだけど、「どうすれば失敗しないブログが書けるんだろう?」「初心者でも大丈夫なんだろうか?」こんな疑問がありませんか?
そこで今回は「コピーライティングで失敗しないブログの書き方」を初心者向けに書いていきたいと思います。
簡単に読める内容になっていますので、参考までにそうぞ!
本記事では以下の内容が分かるようになっています。
- コピーライティングの文章で失敗しないブログの基本的な書き方・文章構成
- コピーライティングの文章で失敗しないブログ作りのコツ
- コピーライティング応用編【セールスコピーライティングとは?】
本記事の信頼性
この記事を書いた僕はコピーライティングと出会って4年、ダイレクト出版の12週間セールスライティング受講、アメブロ→ランサーズ→ワードプレスで独自サイト開設→SNS発信などで経験を積む。ライティング系の本や教材に数十万をかけた経験あり。
それでは上記の内容を徹底解説していこうと思います。
コピーライティングで失敗しないブログの基本的な書き方・文章構成
ここで説明する文章の書き方(コピーライティング)は基本的にはweb上のコピーライティングについてお話します。これは雑誌などの紙メディアとブログなどのwebメディアの違いでもあります。
簡単にいうと雑誌などの紙メディアは購入して読むので文章構成というよりはコンテンツを重要視すればいいわけです(読者は積極的に読む意思がある)。
一方webメディアの場合記事を読む人はサクッと探してサクッと読む(読者は積極的に読む意思があるが読み流す程度)。目的意識がしっかりしているので知りたいことが解れば記事を閉じてしまいます。そこで記事をしっかり読んでもらうために重要になってくるのが「基本的な書き方・文章構成」です。
1記事タイトル
2導入文(フック)
3見出し・コンテンツ
4まとめ
上記がweb上の記事の構成要素になります。そんなに難しくなさそうですよね。それではそれぞれ解説していきたいと思います。
文章構成1・記事タイトル
記事タイトルはまず初めに見られる箇所なので重要です。ここで見込み客から反応が得られないようなタイトルになってしまうと、記事内にどんなコンテンツを書いても意味がありません。ここでは見出しに入れると効果的な3つのポイントを紹介します。
- ポイント1【具体的な数字】を入れる
- ポイント2【初心者必見】などの限定要素を入れる
- ポイント3【失敗しない・簡単・誰でもできる】などのハードルを下げるワードを使う
このようにタイトルに具体性を持たせることによって
・読み進めやすくなる
・自分に関係があると思う
・ハードル低そうだからとりあえず読んでみようと思う
これが全てというわけではありませんが。記事を読み進めてもらうためには、こういった要素が入っていると読んでもらいやすくなるということです。記事タイトルは時間をかけてじっくり考えましょう。
文章構成2・導入文(フック)
導入文は「フック」と呼ばれるくらい、見込み客を記事内にさらに引き込む重要な要素です。記事タイトルで興味・関心を持ってもらい、さらに導入文では見込み客の悩んでいることや考えていることにフォーカスした文章を書いていきます。
ここでは見込み客(記事を読んでくれる人)の検索意図がわかっていなければ導入文はかけません。上手な導入文が書けるようになるには「検索意図をしっかり知る」ことが最重要になってきます。そしてgoogleが公式に言及している検索意図が以下のような項目です。
・Know(知りたい)
・Go(行きたい)
・Do(してみたい)
・Buy(買いたい)
基準としてこの4つの検索意図に当てはめて考えるようにすると解りやすくなるかと思います。例えばこの記事を読んでいるあなたの検索意図は「Know(知りたい)」や「Do(してみたい)」に属するかと思います。
「コピーライティングの技術を使ったブログの書き方が知りたい」「コピーライティングの技術を使ったブログを開設してみたい」。
必ずしも検索意図は一つに限らず、検索する人によりけりなところもあるので「検索意図は混在する場合もある」と考えておいたほうが良いですね。
文章構成3・見出し・コンテンツ
記事タイトル、導入文までの重要性をしっかり理解した後はいよいよ「見出し・コンテンツ」に入っていきます。見出しはこの章の冒頭に書いてある「コピーライティングで失敗しないブログの基本的な書き方・文章構成」の部分ですね。
そしてコンテンツはまさに今読んでいるこの文章です。まず見出しにはなるべく記事タイトルに関係のある文言を入れていきましょう。コンテンツがしっかりしていても見出しが全く関係なさそうな文言で書かれていたら読まれない可能性があります。
ここでしっかり読んでもらうために記事タイトルに関係のある見出し、または見込み客の検索意図に関係のある内容にしておくことが大切です。そうすることであなたのコンテンツは読み飛ばされる割合が少なくなり、精読率が高くなります。
そしてこの「見出し・コンテンツ」の組み合わせを検索意図に合わせて何度か繰り返します。さらにここも重要!各見出しをしっかりと関連付けるようにしてください。
例えば↓
タイトル:コピーライティングを使ったブログの書き方
見出し1コピーライティングを使ってブログを書く方法
見出し2コピーライティングを使ったブログのメリットとは?
見出し3コピーライティングを使ったブログのデメリットとは?
見出し4コピーライティングを使ったブログの上手な運営方法を解説
1と4が逆だと「いきなりブログの運営方法かよ!(汗)」ってなりますよね。1と2が逆だと「メリットとデメリット順番に聞きたいんですけど・・・」ってなりますよね?ということで、見出しには記事タイトルをうまく説明できるような内容と順番が大切ということです!
文字数を増やす方法として「見出しを増やす」というやり方もありますが、少し中級者向けになるので参考までに。
コンテンツ内は読みやすくするために改行や箇条書き、装飾などもバランスよく多めに入れておくと良いです。なるべく読み手のストレスを軽減できるように心がけましょう。
文章構成4・まとめ
最後にまとめの部分では、ここまでの構成で書いてきた内容を要約して読者に解りやすく伝えるようにします。この「まとめ」がないと「あれ?この記事もう終わっちゃったの?え?」と、当たり前ですがまとまりのない感じで終わってしまいます。
そして「このブログ読みにくいから他のブログ記事探そう」と思われて、あなたのブログ自体を離脱されます。そんなことが起こらないように、ブログ記事の最後には必ず「まとめ」を書きましょう。
次の項では「文章構成はわかったけど、ブログはどんな感じで作ればいいの?」という方のために、失敗しないブログ作りのコツを紹介していきたいと思います。
2コピーライティングの文章で失敗しないブログ作りのコツ
基本的な文章構成を学んだ後は、ブログを作ってみたいと思う方もいるかと思います。ここで押さえておきたいことが2点ほどあります。
- ブログのジャンルをある程度決めておく
- 集客コンテンツと収益コンテンツの違いを知っておく
ブログを作る前にこの2点を押さえておいてください。書きたいことだけを書くのがダメというわけではありませんが、ここでは「失敗しないブログ作りのコツ」ということでお話ししていきますので、この2点はしっかり押さえておきましょう。
ブログのジャンルをある程度決めておく
ブログを書くにあたり、何も書かないぐらいならまずは自分の書きたいことを好きなように書いて文章スキルを磨くのもありでしょう。もちろん初めはです。
しかしここまで読んでいるあなたなら、すでに基本的な文章構成まで知っています。そこにプラスしてやっておくと有利になるのが「ブログのジャンル選び」です。なぜジャンル選びが大事かというと、ある程度の専門性があるほうが信頼されやすいからです。
専門性が高いブログは「この人の書いている記事なら信頼できる」「またあの人のブログを読んでみよう」と、一度ブログに訪れた人がなんとなく覚えてくれたりします。
さらには、専門性や信頼性を持たせることにより収益化にも繋がりやすいのです。記事を読んでいて「この記事まとまりもあるし信頼できそうだな」と思ってもらえたらOKです。あとは記事の種類を知っておくとなお良しです。次の項で説明していきます。
集客コンテンツと収益コンテンツの違いを知っておく
集客コンテンツと収益コンテンツの違いがわかっていれば、ここまでのスキルを活かしてあなたのブログ記事を収益化に繋げやすくなります。この違いを知っておくだけでもブログ を始めるときに失敗しにくくなります。
集客コンテンツとは?
ブログを書くうえで必ず知っておいた方が良い数字があります。
その数字は↓
- PV(ページビュー)観覧率
- CTR(クリックスルーレート)クリック率
- CVR(コンバージョンレート)成約率
この中で集客コンテンツで狙うのは「PV(ページビュー)」になります。多くの人に見てもてもらえる記事を書くことでGoogleの検索結果でも評価され、検索上位に上がりやすくなります。
「じゃあどんな記事が多くの人に読まれるの?」という疑問ですが、これは簡単にいうと「読みやすくて人の役に立つ面白い記事」です。記事構成をしっかり理解してブログ訪問者の検索意図をしっかり把握する。そうすればそこそこの文章が書けることはここまで話してきました。
「面白い記事」に関しては、たくさん記事を書いて自分の書き方や自分の色が出せるようになるまで書き続けてみてください。必ずしもこの書き方が正解ですよ!ということはなくて、それぞれのライティングに味が出てきてからが勝負です。集客コンテンツが書けるように日々ライティングスキルを磨いておきましょう!
収益コンテンツとは?
収益コンテンツはCTR(クリックスルーレート)とCVR(コンバージョンレート)の部分です。どれだけクリックされ、どれだけ制約させることができるかです。
収益コンテンツでは先ほどの集客コンテンツと目的が違い、制約させることが目的になります。この「目的の違」いをしっかり頭に入れておいてください。ブログを収益化させたいのであればなおさらです。
そして収益コンテンツを書くうえで必要なライティングスキルが「セールスコピーライティング」です。文章を収益化するための応用といった感じですね。詳しくは次の章で解説していきます。
コピーライティング応用編【セールスコピーライティングとは?】
セールスコピーライティングはコピーライティングの応用編といった感じです。見込み客の欲求をうまく刺激したり、購買意欲を向上させるような文章を書くことです。このスキルをブログ内の収益コンテンツに散りばめることで、集客コンテンツとは一味違う文章になります。
セールスコピーライティングのリサーチは以下のような内容で行なっていきます。
- 見込み客のリサーチ
- 商品のリサーチ
- マーケットのリサーチ
収益記事には売りたい商品があると思うので、この3つをリサーチしておいてください。なんとなく記事を書くよりは何倍も効果は期待できるはずです。
見込み客のリサーチ
見込み客のリサーチでは、この商品を買いたい人が何を信じながら行動しているのか?なぜこの商品が欲しいのか?どんな感情でこの商品を欲しいと思っているのか?こういった「人の行動心理」を詳しく知っておくことで、あなたの書く文章が見込み客に響くようになります。
収益記事が見込み客に対して「欲しい」と訴えかける文章になることで、CTR(クリック率)✖︎CVR(成約率)が上がり、より売り上げにつながるということですね。
- どんなことを信じているか
- どんな欲求があるのか
- どんなことを感じているか
商品のリサーチ
まずはあなたが収益記事で売りたいと思っている商品について詳しくなりましょう。商品のリサーチをしっかりしないと、商品の内容を知らないセールスマンが商品を売るようなものです。ただの口のうまいセールスマンから何となく商品は買いたくないですよね?それと同じことです。
まずは商品の特徴を調べてそれをベネフィット(利益)に変えていきます。
例えば商品がセールスコピーライティングの本の場合
特徴→セールスコピーライティングに関する詳しい情報が書かれてい
↓ベネフィットに変換
ベネフィット→その情報を知ることで収益に直結する文章が書けるようになる
こんな感じで、たくさんの特徴をベネフィットに変えてみましょう。見込み客に商品のメリットを意識してもらうための作業になります。意外と見込み客は商品のメリットに気付いていなかったりします。
そこに気付いてもらうことで「こんなメリットもあるんだ!この商品思ったより価値がありそうだな」と思ってもらえ、CTR(クリック率)✖︎CVR(成約率)が上がり、ここでも売り上げにつながるということですね。
マーケットのリサーチ
マーケットのリサーチでは競合他社や、この商品が今どんなステージにあるのか?を調べてきます。競合他社のリサーチでは同じような商品をどのように販売しているのかを調べていきます。これは強い競合他社と同じような売り方をしても売れにくいからですね。
競合他社
よく言われていることがUSPを意識するということです。競合他社と差別化して顧客を呼び込む時に用意られる単語です。
ここで言うなら、あなたが運営するであろうブログの強みを集約し、顧客に伝わりやすくすることがこの「USP」です。
U ユニーク(ユニークな)
S セリング(売り方)
P プロポジション(提案)
僕はピザが好きなんでここではあえてピザの例で説明していきます。例はドミノピザです。
1枚でも何枚でも、お持ち帰り半額!どのピザでも!
どうでしょうかこのUSP。ピザ好きなら誰でもめちゃくちゃ引き付けられるとお思いませんか?僕はまんまとお持ち帰りさせられちゃいましたけど!
ユニークな売り方の提案をすることで競合他社との差別化ができ、強みがあることで商品は売れやすくなるということです!
ここでもやはりCTR(クリック率)✖︎CVR(成約率)につながるわけです。この章の「セールスコピーライティングのリサーチ方法」も頭に入れておくことで、ワンランク上の収益記事が書けるようになるはずです!
ステージ
どんなステージにいるのかを簡単に説明すると↓
第1ステージはニッチなジャンルでまだ誰にも知られていないような商品。
第2ステージはそこそこ知られてはいるがまだそこまで目立っていない商品。
第3ステージ(大体の商品)はCM広告などで大々的いアピールされているような商品です。
第1ステージでは競合がまだ誰にも知られていないので、アピールの方法がいくらでもあります。ただし、だれも知らないだけにインパクトのある方法じゃないと売れないかもしれません。
第2ステージでは競合が少し一般に露出していて、割引合戦を始め出したような感じです。競合が「日曜日は30パーセントオフ」ならうちは「日曜は35パーセントオフです!」みたいな感じですね。少しずつ追随しながら見込み客の木をこっちに引くような感じですね。
第3ステージでは競合がみんな同じようなことを言っている時です。CMなど広告出てしまうとそれをみんなが真似をしてしまいます。ここでも先ほどのUSPを意識しつつ、競合との差別化をしていくことでうまく商品を売っていくことができます。
と言うわけで、ステージの段階も事前に調べておくことで、競合との差別化をすることができます。
以上のようにコピーライティングの応用編「セールスコピーライティング」を簡単に説明してきました。収益記事を書く前に押さえておくことをお勧めします。
「もっと詳しく勉強したい!」と言う方は【コピーライティング本】おすすめの7選!【初心者ライター必見!】
の記事にオススメの本がありますのでそちらをご覧ください。
まとめ
今回も長々と書いてきましたが。要はコピーライティングのスキルを学べば学ぶほど、「反応の得られる失敗しないブログ記事が書けるようになる」ということです。日々の積み上げを怠らないように、楽しくスキルアップして行きましょう!